遂に手に入れた、黒鹿毛の馬(10)

遂に、デェアデヴィルを父に、ラザニアを母に持つ産駒の、妹にあたる黒鹿毛の牝馬が、日本に海を渡って、米国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・ミッドウェィから、到着し、着地検疫検査の為、社台ファーム(千歳)に来ました。

この馬も、米国の、競走馬生産の第一人者、ウイリアム・スタンプ・ファリッシュ氏の生産になる、黒鹿毛の牝馬のサラブレッドで、姉が、ラザニアNo2058〈シリーアイランド Scily Island)で、もちろん、黒鹿毛の女の子の馬です。

この馬も、キーンランド競馬場で行われた、キーンランド・ジャニアリーセールで購買された、デェアデヴィルとラザニアの産駒です。

ラザニアNo2059と呼ばれる産駒は、ラザニアNo2058と同じ。ケンタッキー州・レキシントン近郊・ミッドウェイ生まれの黒鹿毛の牝馬で、可愛い牝馬のサラブレッドです。

その後、飛行機で、米国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・ミッドウェィの牧草地帯を後に、海を渡り、日本・石狩振興局管内の社台ファーム(千歳)につき、着地検疫を受けた後、秋に胆振総合振興局管内・安平にある、早来ホルスタイン市場で行われた、第3回・産地馬体検査を受検と同時に、栗東トレセンの厩舎と預託契約をかわすに至りました。

同時に、購買した馬主さんが、優人さん〈渡島総合振興局・函館市・谷地頭町)の所有馬の1頭として、育てることになりました。

ラザニアNo2059の競争名を、新規競走馬登録を受ける関係上、決めなければなりませんから、家族で話し合いをすることになったのです。

秀明さんは、オオマチ Oumachi=函館市の地名を、フランチェスカさんは、ヴィラジュリアVira Julia=イタリア・ローマにある国立博物館名を、アンリシャルパンティエさんは、デュヌドピラ Dunud PIlat=フランス・アルカションにある砂丘の名を、グラーフさんは、ブルックリンブリッジ BROOKLIN BRIDGE=ブルックリン橋という意味、アメリカ・ニューヨークにある橋の名を、拓斗くんは、コヌマ Conuma=亀田郡・七飯町の国定公園 大沼の一部の湖の名をと意見が分かれましたが、結局・最終的には優人さんが命名したかった、シロニアン Sironian=イギリス・コーンウォール州の、ペンザンスとセント・メアリーズ島を結ぶフェリーの名前に、馬名が決まりました。

馬主の優人さんは、今後・所属厩舎(栗東トレセン内)に、函館競馬場を拠点とする馬として、ラザニアNo2059の競争名を、シロニアン Sironianで新規登録することにし、電話で会談して決めたいとしている様で、今後の活躍が楽しみです。

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